ハマグリ

ハマグリ

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/26/Meretrix_lusoria.jpg

記し方「蛤」読み方「はまぐり」

■ハマグリの呼び名由来についてご存知ですか?

ハマグリという呼称は、生物学的には唯一の種「Meretrix lusoria」を指す標準和名ですが、他にも色々な使われ方があるため、生物学や水産学関連の文書以外での「ハマグリ」などが何を指すのか不明な場合も多く、注意が必要です。
市場では「ホンハマ(本はま)」と呼ばれ、色や模様によって呼び名が変わります。
貝殻の白いのが「耳白貝(みみしろがい)」、栗色のを「油貝(あぶらがい)」、いろいろ文様が出るのを「文蛤(あやはまぐり)」と呼ばれています。
すし屋が一枚漬にする5年物の大きなハマグリを「テッパツ」と呼んだり、東京の婦人ことばに「オハマ」というのがあります。

■ハマグリの旬

産卵期は5-10月で。2-4月が旬です。

■ハマグリの栄養成分・効能

ハマグリはアミノ酸バランスに優れた良質のタンパク質と微量脂質を主成分としていて、他の貝類同様、高タンパク・低カロリーな典型的健康食品です。
その旨味は、アミノ酸のグリシンやグルタミン酸、動物甘味のグリコーゲン、コハク酸などで構成されています。
栄養面では鉄分やカルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル分が豊富です。
また、貝類に多いタウリンも多く含まれています。
鉄分など多くのミネラルをまんべんんあく含むハマグリは、貧血や骨粗鬆症の不安に悩まされる女性たちの強い味方です。
また、よく含まれているビタミンB2は細胞の再生を促し、肌を若々しく保ってくれます。
一方でアミノ酸の一種であるタウリンは血中の余分なコレステロールを抑え、肝機能を高めてくれる働きがあります。
美容と健康のために天然のサプリメントともいわれるハマグリを食べましょう。

■形や色の特徴

茶色で名の通り栗のような形です。
長さ8センチ、幅3.5センチ高さ6.5センチが平均値で、分布域は日本本土の東北以南の地域と朝鮮半島の一部です。
内湾性で、淡水の流入するところで干潟から水深12メートル前後までで獲れます。

■ハマグリの代表的なレシピ

成分にコハク酸を多く含み、旨味に富んでいます。
吸物やクラムチャウダー、鍋物の具、酒蒸し、焼き蛤、佃煮、土瓶蒸し、串焼き、寿司だねなど幅広い料理に利用されます。