ナミガイ

ナミガイ

By J. Patrick Fischer (Own work) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

記し方「ナミガイ」読み方「なみがい」

■ナミガイの呼び名由来についてご存知ですか?

ナミガイは市場などでは「白ミル」の名前で呼ばれることも多い食用貝で、別名である白ミルの名から推測できる通り、見た目はミル貝とよく似ていますが一般的にはミル貝と比べるとやや味が落ちるとされ、一部地域以外では知名度も高くないです。

■ナミガイの旬

12-2月と、冬から春先が美味しいです。

■ナミガイの栄養成分・効能

ナミガイにはビタミンB12が豊富に含まれています。
ビタミンB12は、新しい細胞を作るための遺伝子情報を担う核酸とタンパク質の合成に必要です。特に赤血球や神経細胞の合成に深くかかわっていることから「造血のビタミン」と呼ばれています。
また、炭水化物や脂質の代謝にも必要とされています。
水溶性で酸素や光によって壊れやすい性質があります。不足すると貧血や肌荒れ、手足のしびれ、疲労感、記憶障害、抑うつ、動脈硬化などが生じます。
植物食品にはほとんど含まれず、また呼吸には胃から分泌される内因子という糖タンパク質が必要になります。
そのため、菜食主義の方、胃を切除した方、胃酸が出にくい高齢者などには不足しやすい栄養素となります。
ビタミンB12は赤血球の合成を促します。貧血といえば鉄不足ですが、鉄はヘモグロビンとして赤血球の中に取り込まれ、血流にのって酸素を運んでいます。ゆえに、ヘモグロビンの入れ物となる赤血球の不足は貧血につながります。
DNAは、からだが遺伝子情報通りに細胞を作るように指示を出す物質です。
ビタミンB12は、このDNAの合成や細胞の材料であるタンパク質の合成に関わっているため、不足すると正常な細胞が作られなくなり、成人の場合は口内炎や下痢などになりやすくなります。

■ナミガイの形や色の特徴

水管が貝から長く伸びています。

■ナミガイの代表的なレシピ

主に食べるのは水管で、タンパク質が豊富です。
熱を通しても硬くならず、茹でで刺身、干物、焼く、バター焼き、天ぷらなどがいいです。
柔らかく、旨味は少ないものの甘みがあります。貝らしい臭みはほとんどありません。